ちょっと思うところがあったんで、考察してみる。




昨日は《Hymn to Tourach》を4枚積んで大会に臨んだが、実は強かったマッチがあんまり無かった。これは、普段使われることは多いけど使ったことがほとんど無かった自分にとって、新たな発見だった。

今回黒コンであまり強くなかったのは、黒コンが相手の土地を狙うデッキじゃなかったから。
ここで《Hymn to Tourach》の特徴を書いてみる。

特徴
・単純に2対1交換
・ランダムディスカード
・黒黒の2マナ

この中で一番の特徴と呼べるのは、ランダムディスカード。
最序盤で相手の土地2枚を落とし、そのままゲームを決めるプランが最も強い使い方だと思う。
とは言っても相手の場にはマナソースがあるだろうし、いずれリカバリーされてしまう。その間に殴り勝つ、もしくはその優位を維持する、そういうデッキ構築が出来て初めて強いって言える(まぁ単純なカードパワーはめちゃ高いから、適当にうっても強いんだけど)。



ヒムが使え、且つそこそこメジャーなデッキを羅列してみる。

■【ロックス系】
 ・クロック:大 (《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》など)
 ・妨害手段:中 (《名誉回復/Vindicate》、《不毛の大地/Wasteland》など)

■【WB Confidant】
 ・クロック:小~中 (《苦花/Bitterblossom》、《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk》など)
 ・妨害手段:大 (《名誉回復/Vindicate》、《不毛の大地/Wasteland》、《Sinkhole》など)

■【POX系】
 ・クロック:中 (《恐血鬼/Bloodghast》、《拷問台/The Rack》など)
 ・妨害手段:大 (《小悪疫/Smallpox》、《不毛の大地/Wasteland》、《Sinkhole》など)

■【Team America】
 ・クロック:小~中 (《タルモゴイフ/Tarmogoyf》、《墓忍び/Tombstalker》など)
 ・妨害手段:大 (《目くらまし/Daze》、《不毛の大地/Wasteland》、《もみ消し/Stifle》など)

■【ジャンド系】
 ・クロック:中~大 (《タルモゴイフ/Tarmogoyf》、《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》など)
 ・妨害手段:小~中 (《思考囲い/Thoughtseize》など)


こんなとこかな。
どのデッキも《Sinkhole》や《不毛の大地/Wasteland》といった土地破壊と、低マナで用意出来る強力なクロックで固めてある。

で、今回の俺のデッキというと…

■【黒コン】
 ・クロック:小 (《ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader》など)
 ・妨害手段:中 (《名誉回復/Vindicate》、《不毛の大地/Wasteland》など)

メジャーなデッキに比べクロックが細く、クリーチャー除去以外の妨害手段に乏しい。そのため、相手に《Hymn to Tourach》からのリカバリーする時間を与えてしまう。


これじゃダメだね。しっくりこなかったのも納得。

コメント

coin
2011年3月29日9:27

ハンデスとランデスは置いといて、青茶もそうだけど、単純にTK君のコントロールは勝ち手段が細い(?)って印象w

TKコング
2011年4月1日22:18

>coinさん
フィニッシャーが足りないのは間違いないです。
ちょっと考えないといけないですね。

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