最近デッキ貸すと、「難しくて使えない」とか「サイドミスったー」とか言われるんで、今後のためにも考察してみる。
拙い文章ですが、見ていただけると幸いです。





レシピは以下の通り。

【Trans muter】(Mono Blue Artifact)
http://81824.diarynote.jp/201009212340182092/



■デッキの方向性
まずはここから。
このデッキに決まった組み方は無い。基本的にコントロールデッキなので、メタに合わせたチューンが必要になる。メタゲームによってデッキの構造自体も変化する。

 ・ビートメタ ⇒ スタックス系
 ・コントロール or コンボメタ ⇒ 青系コントロール

スタックス系にする場合、カウンターを排除し置物の増量。コントロール系にする場合はその逆となる。
レシピでは置物を減らしカウンターを使用しているため、後者となる。



■有利/不利な相手
スタックス系、コントロール系、どちらにするかによって、相性も大きく変わってくる。
スタックス系ではコンボ関連が苦手、逆にコントロールではビートが苦手となる。
またどちらを選択しても、有利/不利な相手は存在する。

 ●有利
  ・ドラゴンストンピィ
 ⇒ スタックス系では方向性が同じ分、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の差によって有利。
   コントロール系はカウンターが使えるため、有利。
   どちらも、《虚空の杯/Chalice of the Void》がそれほど刺さらないのが大きい。

  ・超起源
 ⇒ コンボが苦手なスタックス系だが、《虚空の杯/Chalice of the Void》が間に合うなら十分勝てる。


 ●不利
  ・マーフォーク
 ⇒ どちらも共通して、「島を置く」、「初動が遅い」。カード選択によって善戦は出来るが、有利にはならない。

上記以外のデッキは構成次第で不利にも有利にもなるため、どちらともいえない。
レシピのデッキはコンボとコントロールに有利になるよう調整し、クリーチャーデッキはサイドで対処する形をとっている。



■カードの選択 《クリーチャー》
ここからはカードの選択。まずは《クリーチャーカード》。
このデッキは全体的にテンポが悪いため、それ自体がアドバンテージをもたらすクリーチャーを選択することが多い。

 ●主な選択肢
  ・《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
  ⇒ 鉄板1。貴重なアタッカー兼妨害人員。相手の手札を確認後、ゆっくりゲームプランを組み立てるのがコントロール系の基本戦術。

  ・《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
  ⇒ 鉄板2。さまざまな場面で活躍するナイスカード。
    《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を戻したり、自分のアーティファクトを除去から守るのが基本。
   《Karakas》でハーフロック状態に持っていくことも。

  ・《粗石の魔道士/Trinket Mage》
  ⇒ 鉄板3。《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》調達要員。他にも《真髄の針/Pithing Needle》や《虚空の杯/Chalice of the Void》もサーチ対象。

基本的に上記の3枚が良く入るカード群。特に上記2枚は”瞬速”持ちであるため、非常にテンポが良く、【MUD】との相性差を着実に埋めてくれる。

戦略によっては、
 ・《金属細工師/Metalworker》
 ・《練達の変成者/Master Transmuter》
 ・《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》
辺りも候補になりうる。
以前はノンクリーチャーも使っていたが、《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》の使い勝手が良すぎて、あまりしない。
レシピでは3-2-3で使用中。




とりあえずここまで。
続きは次回。

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